「女王の教室」大人になって見てみると
皆さんこんばんは。
突然ですが「女王の教室」というテレビドラマをご存知でしょうか。
2005年7月~9月まで毎週土曜日、日本テレビ系列で放送されていました。
今から約15年前ほど前なので、私は見た記憶だけはあるのですが、
天海祐希さん演じる鬼教師、阿久津真矢の
「いい加減、目覚めなさい」というセリフと全身黒ずくめの衣装
ばかりが印象に残っています。(笑)
先日なんとなくyoutubeをみていたところ、女王の教室の名言集を
まとめた動画がおすすめに出てきて、それがおもしろいなと思ったので、
今回改めてドラマを見返してみました。
そこから私の中で印象的だったセリフをまとめていきたいと思います。
まず第1話、新任でやってきた真矢(天海祐希)はしょっぱなから
新六年生の生徒たちにこう告げます。
「愚か者や怠け者は差別と不公平に苦しみ、
賢いものや努力したものはいろいろな特権を得て
豊かな人生を送ることができる。それが社会。
人が羨むような幸せな暮らしができるのは
努力していい成績をとり、いい大学に入ったうちの6%で、
残りの94%は、毎日不満を言いながら暮らしていくしかない。
特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように
凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで社会は成り立っている。
特権階級の人たちは、凡人に、
今のままずっと愚かでいてくれればいい、
世の中の仕組みや不公平なんかに気付かず、
テレビや漫画でもぼーっとみて
何も考えず会社に入ったら上司の言うことをおとなしく聞いて
戦争が始まったら真っ先に危険なところへ行って戦ってくればいい
と思っている。」
いやー、なかなか耳をそむけたくなるくらい、真理をついていますよね(笑)
でも小学六年生にこんな話したって「???」って感じだとは思いますが。
まあ、テレビドラマですもんね。
15年も前の話なので、今だったら勉強を頑張ることだけが
金銭的に豊かになる方法でもないけど…。
それに勉強はなにも学生の内だけできるものではなく、
むしろ社会に出てからのほうが、自分が学びたいことが明確になっているし、
目的意識もはっきりしてるから意欲的にできるものじゃないかなって
最近は思います。
大学だって入りなおそうと思えば不可能ではないですしね。
ただ、学生の頃のように時間はないから、学生のうちに
しっかり勉強しておくのが最も効率がいいのは間違いないですね。
学生のときに勉強する癖がついていると大人になってからも、
いろんなことに集中して取り組みやすいし。
でもやっぱり、税金がいくら取られているとか
そうゆうことって学校では教えてくれないから、ちょっとひどいですよね。
自分の給料やお金に関心なさすぎる日本人もおかしいと思うけど。
平和ボケしてるんですかね、まあそれくらい平和な国ってことなのかな。(笑)
とりあえず私は、今のままずっと愚かでいるのは嫌なので(笑)、
世の中の仕組みや不公平をおとなしく享受するのではなく、
自分なりにあらがってみたいなと思いました。