投資信託ってどんなもの?リスクは?
投資信託って聞いたことはあるけど、普通の株を取引することと何が違うんだろう?
みんな始めてるなら、流れに乗らないと自分だけ損することになるかも。って思う場面、最近多いですよね。
投資信託とは
「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」
簡単に言うと、自分ではどの金融商品に投資したらいいかわからないので、お金を預けるから、投資しといてねって感じです。自分の代わりにプロが運用してくれるならこれほどありがたいことはないですよね。
でもいくらプロが運用してくれると言っても、確実にお金が増えるわけじゃないですよね?税金も引かれるって聞くし…どうなんでしょう?
投資信託は一度買う商品を決めてしまえば、後はコツコツ積み立てていくだけなので初心者にも挑戦しやすい資産運用です。私も初めてまだ間もないですが毎月10万円程積み立てています。
このページでは、投資信託のリスク、おすすめ商品など紹介していきます。
利益を得る仕組み
利益には、売買差益(インカムゲイン)と分配金(キャピタルゲイン)の2種類があります。売買差益は買ったときより売った時のほうが株価が上昇していれば、利益となります。分配金は投資金額を運用し上がった利益が毎月還元されます。
毎月配当はもらわなくていいから、資産をとにかく増やしたい!って方は複利(それまでの利子を元金に加え、その合計額に対してつける利子)の効果を生かすため分配金なしのファンド、毎月配当をもらってモチベーションをアップしたい!って方は分配金ありのファンドを選択してみると良いです。ちなみに私はとにかく資産を増やしたいので分配金なしのファンドで投資を行っています。
投資信託での資産運用に向いている人
投資信託は長期でコツコツ積み立て、運用していくことで資産拡大を達成するものです。運用期間は長ければ長いほど良いとされています。運用中はFXや個別株ほど株価の値動きは激しくはないものの、株価は上下します。これを気にせず、最終的に価格は上昇すると信じ、淡々と積み立てていくことができる人に向いています。逆に、短期間で資産を大幅に増やしたい人には不向きと言えます。
また、そのためには余剰資金で投資を行うこと、自分の負担にならない金額で行うことが重要です。
おすすめ
私が投資を行っている商品は全世界・先進国・米国のインデックスファンドです。
インデックスファンドとは、日経平均やTOPIXなどの株価指数(インデックス)と同じ値動きをすることを目指して運用されているファンドです。株価指数はそれぞれの指数によって算出方法が異なりますが、市場全体の概算の平均値を出すことで今後市場がどのようになっていくのか予想するためのものです。
現在世界の人口は増えており、今後も増加することが見込まれています。人口の増加に伴い世界をリードする企業が多数存在する米国、先進国さらに全世界の市場はさらに発展するのではないかという予想の元、私はこのような投資手法を用いています。
リスク
投資信託は選ぶ商品によって差はありますが、資産が減ってしまうリスクがあります。
今回のコロナショックが記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。ただ、長期運用することによりそのリスクを低くすることができます。資産が減少しているタイミングで利益確定をなるべく行わないようにすることが大事です。
売却のタイミング
何度も言うように、長期で運用すればするほど資産を増加させることができます。よって、本当に必要なタイミング以外では取り崩さないことがベストです。最終的に取り崩したいタイミングが決まっているなら、そのタイミングに合わせて、より低リスクな債券や預金に徐々に振り替えていく方法があります。
毎年少しずつまとまった額がほしいという場合は、資産の4%までの取り崩しなら30年後に資産が残っている確率は96%であるというデータもあります(参照:「ウォール街のランダム・ウォーカー」)ので、そのような取り崩し方を参考にしてみるのもいいかもしれません。
売却の際、利益の20%程が税金として引かれますが、NISA口座での運用であれば、税金がかかりません。
まとめ
投資はあくまでも自己責任の下、行うものです。いろいろな書籍やサイトなどから情報を得て、知識武装することで不安を最小限にし、自分が納得できる、より確実な方法を見つけていきましょう。